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震災の心得はできていますか?



震災の心得はできていますか?



1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災から11年がたちました。
過去の災害に学び、震災の心得を改めて考えてみてはいかがですか?

阪神・淡路大震災では、倒れた家具の下敷きになって、大切な命を奪われてしまった方や、ケガをした方が大勢いました。
大きな被害を知り、その後、家具を固定するなどの地震対策をされた方も多いでしょう。
ところが近年の大きな地震でも、家具類の転倒や落下物による負傷者が減っていないそうです。

いざ地震が起き、大きく揺れたそのときにとるべき行動は、まず身の安全を確保することですよね。
大きな揺れが続くのは、長くても1分程度だそうです。
慌てず落ち着いて、丈夫な机の下に入るなど、落ちてくる物や倒れてくる物を避けられる場所に身を隠して、わが身を守りましょうね。
揺れの中で行動を起こしたり、慌ててしまうと、倒れた家具や落下物につまずいて転び、自分でケガをしてしまうこともあるのです。

身の安全を確保する行動の次が、被害の拡大を防ぐための行動です。
地震で恐ろしいのは火災による二次災害だということが知られています。

「グラッときたら火の始末」とよくいわれますが、火を消すチャンスは三度あります。
一度目が地震の揺れ始めの小さな揺れを感じたとき。
二度目は大きな揺れがおさまったとき。
三度目が出火直後です。

しかし、最初の消火チャンスである小さな揺れを感じたときは、無理をしないで身の安全を優先しましょう。
三度目のチャンスである、出火直後でも、1~2分程度の火災はまだ燃え広がっていないはず。
天井まで燃えつく前の初期の火災であれば、消火器でも必ず消せるそうです。



地震が起きたそのときの行動の心得を、2点ご紹介しました。
これは、震災の心得のほんの一部に過ぎません。
地震が起きたときにいる場所によって、身を守るために必要な行動も異なります。
地震後の避難時の行動や、地震への備えについても、過去の震災がさまざまな教訓を残してくれています。
被災された方々の貴重な経験から多くを学び、震災の被害を小さくしたいものですね。

いつ起こるかわからない震災に対する備えの意識は、月日とともに薄れてしまいがちです。
阪神・淡路大震災の記憶を新たにするとともに、改めて、家族や身の回りの人と震災の心得を確かめ、話し合ってみてはいかがでしょうか。
家族の安否を確認するための連絡方法や、避難場所を相談しておくことも、震災への大切な備えのひとつです。

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